2022/11/11 07:21

ウレヒーローラスクリを利用していて、
もう少しベタ付きを抑えたい、乾燥後の塗膜同士のくっ付きを抑えたい方は
1)高温乾燥を利用する
2)膜厚を薄く調整する/全艶消しを利用する
3)専用強化剤を少量添加する


この2つの手法が取ることが可能です。

1)良く乾燥させる

天日干しなど高温環境で換気も取れる場所で乾燥させてください。そうすることで残留している溶剤が揮発しより塗膜に硬さが出ます。
ただ、温かいと塗膜がベタ付きますので、冷めるまで触らないよう注意が必要です。

2)膜厚を薄く調整する/全艶消しを利用する

ウレヒーローは薄膜仕様の為、なるべく薄めに塗装した方が乾燥不具合も起こりにくくべた付き、くっ付きが軽減されます。
また、光沢ありよりも「全艶消し」の方が表面がさらさらするので、
表面のくっ付きが気になる方は「全艶消し」がおススメです。

3)専用強化剤を少量添加する



効果は以下の通りです。


使い方は簡単です。
1)ウレヒーローとウレヒーロー専用強化剤を10:1の割合で混ぜます。
例)ウレヒーロー10gに専用強化剤1gです。

2)メッキシルバーの場合は、15mlに対してスポイト1滴程度(0.02g)添加を目安に。
3)メッキゴールドの場合は、15mlに対してスポイト3滴~5滴添加を目安に。
※メッキタイプには入れすぎると硬さが出たり、メッキ感が出にくくなる場合があります。

注意事項)
ただし、空気中の湿気で固まりやすいです!
直射日光や高温多湿環境をさけて保管ください。
蓋をしっかりし適切に保管したとして約半年目安に固まってしまいます。
また、環境によっては開封せずとも固まることがございますので、到着後なるべく早くご利用するようお願い致します!

また、強化剤利用の際にも1)の乾燥を併用すればさらに硬さが出てさらに、2)を使うとサラサラして、くっ付きが軽減されます!
用途に合わせて、1)~3)の併用や組み合わせてをご検討ください。

以上、より強靭な塗膜を目指す場合のご利用何卒宜しくお願いいたします。